E1.智頭町の林業と諏訪神社の柱祭り

E1.智頭町の林業と諏訪神社の柱祭り

農業とともに林業が盛んな鳥取県。八頭郡(やずぐん)智頭町(ちづちょう)には日本に残る最古の植林杉といわれる「慶長杉」があります。その樹齢は350~400年以上。鳥取県の林業はこの慶長杉が植えられた江戸時代初期、鳥取藩の植林振興策から始まります。立藩当初から山を管理する「御山奉行(おやまぶぎょう)」が置かれ、植林の指導や奨励が積極的に行われました。当時、切り出された木材の主な使い道は、酒や醬油を入れる木樽の材料用。明治時代以降、急激なインフラ整備に伴って住宅建材や電柱材などの木材需要が爆発的に増加しました。智頭町では拙速な伐採による山の荒廃を防ぐために独自の植林方法が開発され、西日本有数の林業地としての地位を確立。
智頭町の諏訪神社では6年に一度、申年と寅年の4月の酉の日に柱祭りが行われます。天明2年(1782年)より受け継がれる伝統の祭りで、山から神木の杉の丸太が御柱として切り出され、総勢約600人の担ぎ手によって智頭町内を練り歩きます。

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