ビジネス英語ってそもそも何?

ビジネス英語ってそもそも何?

ビジネス英語を身につけたいけど、ビジネス英語ってそもそも何?

ビジネス英語って聞くと、ほとんどの方がイメージするのって英語の電話対応、来客対応、ミーティング、ネゴシエーションなどだと思います。

で、そういう内容の本を買って、とりあえず勉強してみるんですが、ほとんどの方は3日で辞めます。で、少し時間が経つと、もっと良い本ないかな〜って本屋行ったりするんですが、結局、いくら本を読んでもピンとこないんですよね。ネットで調べてもなんか違うんだよな〜って思うんですよね。

この現象、明確な理由が2つあります。

まずビジネス英語を学ぼうという多くの方は、将来のためにビジネス英語を身につけたいって思っています。今現在、仕事では英語を使っていません。そうなると、ビジネス英語ってこういうものだ、って明確なイメージがないじゃないですか。

そうすると、本屋さんに行ってビジネス英語の本を探しても、どれを見ても「ピン」と来るわけないんですよ。「ピン」と来るってどういう状態かというと、自分の中のイメージと見つけたものが完全一致するか、ある程度一致している時に「ピン」とくるんですよ。だから、自分の中に「これ」って言うのがないのに、「ピン」と来るわけがありません。

そうすると、とりあえず一番売れているやつを買うか(在庫が少ないやつか)、出来るだけ全てを網羅しているビジネス英語本を買います。それかビジネス英単語の本とかですね。

で、読んでみるけど、なんか違うな〜って思うんですよね。もちろん最初は面白いですよ。「へえー、そうやって言うんだ。」って今まで知らなかったことがいっぱい乗っているから。でも、結局3日くらいで読むのをやめてしまう方が多いです。

で、また少し経ったら、本屋に行ったり、ネットで本を探したりします。もう一度、無限ループに入っていきます。

この無限ループから抜け出せない理由は、そもそもそういう本って今、英語を使っている人にはすぐに役立つんですけど、そのうち英語が使えるようになりたい人には、あまり役立つ内容じゃないからです。当たり前ですよね、今使わないんだから。

2つ目は、ビジネス英語ってそもそも何なのか、そして自分には何が必要なのかがめちゃくちゃ曖昧だからです。

最初に言いましたが、「ビジネス英語」って言われて、皆さんがイメージするのって何ですか?英語の電話対応、来客対応、ミーティング、ネゴシエーション、ディスカションとかですよね。

この辺を一緒くたにして「ビジネス英語」って言ってますよね。これがダメなんです。

以前に僕のスピーキング学習法の動画を見た方は覚えているかもしれませんが、コミュニケーションには「レベル」というものがあります。僕が作った「コミュニケーション・レベル」の話です。覚えてますか?

日常英会話で考えると5レベル、5段階あります。ビジネス英語の場合は、2段階で考えます。

まず1段階目がTransactional Levelです。Transactionというのは、取引という意味でしたよね。Transactional Levelのコミュニケーションの特徴は、これを言えば、この取引だったり、やりとりが成立する、ということです。

例えば、電話応対、来客対応はこのレベルになります。言うことは決まってますよね。そんなに自由度がなく、表現をただ覚えて言うだけで、その業務が成立します。

次のレベルがInformativeです。情報という単語からできている言葉ですが、相手に情報を与えないといけないレベルです。ビジネスだと情報というよりも説明ですね。

わかりやすいのが、上司との会話。例えば、AさんがD社にプレゼンに行きました。帰ってきて、部長に「どうだった?」と聞かれて、「よかったです!」だけじゃまずいですよね。あなたが部長だったらなんて言いますか?「いや、もっとちゃんと説明しろよ!」って言いますよね。Informative Levelというのはこういう風に「説明」が必要になるレベルのコミュニケーションなんです。

一方、Transactionalにちょっと戻ってみましょうか。来客対応で、外国人のクライアントが来ました。「Aさんと約束があるんですけど」って言われたら、「定型文」ですよね。「お待ちしておりました。」、「会議室にご案内します。」、「今参りますので、少々お待ちください。」以上でいいですよね。基本、この辺の定型文で十分ですよね。

この「定型文」というのがミソなんです。

ビジネス英語を勉強する時って、ほとんどの人が定型文を覚えればなんとかなるのかな、テンプレート文だけ覚えておけばなんとかなるのかな、って思ってるんです。電話応対、来客対応なら、いいですけど、内容が全く予測できないミーティング、ディスカション、交渉までもそういう「定型文暗記」感覚で勉強しようとしているんです。

ここで質問させてください。

みなさんのお仕事でのミーティング、ディスカッション、交渉って基本的な定型文だけでできます?その定型文、他の業種、職種の別案件でも使えますか?使えないですよね。日本語でもそうなら、英語でもそうに決まってますよね。

ここで一旦、まとめますね。ビジネス英語には2つのコミュニケーション・レベルがあって、ベースがTransactional Levelで定型文で成り立つコミュニケーション、1つ上が定型文ではどうにもならないInformative Levelですが、このレベルでは説明することが求められます。

で、ここから本題です。

Informative Levelでの会話は職種、業種、案件で内容が変わります。だから定型文を覚えるという勉強はできません。ではどういう勉強をしなければいけないか。

Informative Levelは「説明」が軸としてあります。だから「英語で説明する」能力を鍛えないといけません。

みなさんが、ご自分の仕事上でのミーティング、ディスカッション、交渉でしていることって考えてみると、自分の頭にある考えとか意見を説明しているんですよね。

なので、「ビジネス英語」というのは本質的に何のかと言うと、「自分の考えを英語で説明する能力」ってことなんです。

ということで、今日はビジネス英語って本質的には何なのかについてお話ししました。明日は、「自分の考えを英語で説明する能力」をアップさせるためのビジネス関連トピックをちょっと紹介します。ではまた明日!

イムラン

コペル英会話という英会話スクールをやってます。
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ブルーフレイムという、英語セミナー、英語ツアー、大人向け留学サービス、親子留学、スキル習得留学
などをやっている会社もやっています。
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英語発音と英語のリスニングを軸に英語のスピーキング、たま〜に英文法も教えたりします。

あと、英語の本を17冊出していて、教材もけっこうな数出していて、日本全国でセミナーやってます。セミナーは意外に少人数なので、ご都合がつく方はご参加ください。セミナーはYouTubeの動画レッスンほどはじけていないので、ご安心ください。もっと全然真面目にやっています。

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